
共和ダイカストについて
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3.バリ取り仕上げ

品質は細部に宿る ― 信頼の基盤となるバリ取り仕上げ
鋳造品には製造の過程で小さな「バリ」と呼ばれる突起ができます。
当社ではまず大きなバリを取り除き、細かい部分まで丁寧に仕上げます。
角を丸くしたり面を整えたりすることで、扱いやすく美しい製品に仕上がります。
こうして整えられた製品は、次のマシニング加工へスムーズにつながり、高精度で安心できるものづくりの基盤となります。
熱処理・バリ取り設備
| ショットブラスト機 | 5台 |
|---|---|
| プレス機(トリミング用) | 22台 |
| コンタマシン/切断機 | 3台 |
バリ取り仕上げ工程
バリの発生
鋳造品は金型から取り出す際や加工工程の途中で、製品の端部や合わせ目に「バリ」と呼ばれる余分な突起が発生します。このままでは製品の寸法精度や見た目に影響を及ぼすため、必ず除去が必要です。

粗取り(大きなバリの除去)
まずはグラインダーや専用工具を用いて、大きく目立つバリを取り除きます。この段階でおおまかな形状を整え、後工程での仕上げを効率的に進められるようにします。

面取り・滑らかさの確保
必要に応じて角部の面取りを行い、製品を安全かつ扱いやすい形状に整えます。この工程により、後のショット加工やマシニング加工でも安定した仕上がりが得られます。

仕上げ加工 (写真はショットブラスト機)
ショットブラスト加工は、鋳造品の表面に小さな金属粒を高速で吹き付け、付着した砂や酸化物を取り除く仕上げ工程です。これにより表面が均一に整えられ、後工程での塗装や機械加工の精度が安定します。また、微細な凹凸をつけることで製品の見た目も向上し、品質のばらつきを防ぎます。当社では専用のショットブラスト機を使用し、短時間で効率的かつ均一な仕上がりを実現しています。

こうして整えられたワークは、次の マシニング加工工程 で、さらに高精度な切削加工や穴あけ加工へと進みます。



